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第3回川ばた会議の開催報告

夏井川流域の会主催で、第3回「川ばた会議」を平成18年11月18日(土)に開催しました。
今回のテーマは「渓谷の彩りを知る」と題し、もみじが見頃を迎えた川前地区の鹿又川渓谷を、約50名の参加者のみなさんとともに巡りました。


現地視察後の座談会では、夏井川流域への理解を深めるだけでなく、今後、具体的な活動を実践するための意見交換を行いました。



■日程
9:45  開会式
10:00  現地視察 【鹿又川渓谷ウォーキング(全行程往復約4km)】
川前公民館 → 永山屋敷 → 笹鳴橋 → 川前公民館
11:50  昼食 【川前公民館】
13:00  座談会 【川前公民館】
15:50  解散

第3回川ばた会議訪問先
第3回川ばた会議訪問先位置図

永山屋敷
永山屋敷
○永山屋敷

川前地区にある「問屋さん」と呼ばれる永山屋敷を見学しました。江戸時代から明治初期まで回米問屋を営み、また、内陸と浜との中間であることから、山の茸、猪の肉、栗などを浜へ、浜の塩や魚介類を山へと送り出していたそうです。

鹿又川渓谷
鹿又川渓谷
○鹿又川渓谷

夏井川の支川である鹿又川は、渓谷一帯が自然保護林に指定されているため、広葉樹が多く、渓谷沿いを走る県道はハイキングコースにも指定されています。今回は、川前公民館から約4kmのコースを歩きました。折り返し地点である笹鳴橋では、いわき地域環境科学会作成の「河川の景観調査票」で、鹿又川渓谷を採点しました。
樹木医の木田先生からは、鹿又川渓谷の木々の種類や水辺を好む樹木などについて説明していただきました。また、木田先生のアイデアで、気に入った葉っぱをお土産として持ち帰ることになりました。

座談会(流域講座)
座談会(流域講座)
●座談会(流域講座)

夏井川流域の自然、親水施設について、県が説明を行いました。また、景観については、特別講師として滝根町の渡辺さんからご自身が撮影された写真を用いて、流域の風景を紹介していただきました。
詳しくは、水循環の基礎資料第3回流域講座資料(PDF 2,115KB)をご覧下さい。

座談会(活動団体の発表)
座談会(活動団体の発表)
●座談会(活動団体の発表)

流域で活動する団体(夏井川をきれいにしてみま専科、小川町商工会、内郷地区明るく住みよい町づくり振興会、いわき食用油リサイクルネットワーク)と林業家の方に取組みについて紹介していただきました。

座談会(意見交換会)
座談会(意見交換会)
●座談会(意見交換会)

平成18年度に策定された「うつくしま『水との共生』プラン」の紹介、「夏井川流域の会」の取組みの経緯、これまでの川ばた会議で明らかとなった流域での課題などについて、県が説明を行いました。
そして、「夏井川流域の会」呼びかけ人の高橋さんから、流域について理解を深めるための勉強だけでなく、活動できることから実践していくことが提案され、川ばた会議の活動と併行して具体的な活動の方向性等を検討する分科会の立ち上げについて議論しました。その結果、まずは、分科会を開催し、そこで分科会のあり方や具体的な活動について検討することになりました。


第3回川ばた会議アンケート調査結果

 参加者のみなさんに現地視察や座談会、川ばた会議全体についての感想や、夏井川流域を今後どのようにしていきたいかなどを伺いました。
 第3回川ばた会議アンケート結果はこちら(PDF 63KB)をクリックして下さい。





 ■分科会の始動

分科会
分科会
●分科会

12月5日(火)、実践的な活動に向けた具体的な方法を検討するため、第1回分科会を開催しました。約20名の参加者による、活発な議論の結果、流域一斉水質調査、水質改善(廃食油回収推進運動)、流域マップづくりの3つの活動を進めることが決まりました。
今後は、これらを活動に移すための方法を検討し、川ばた会議に提案していきます。そして、参加者のみなさんの理解をいただきながら実践していきます。






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